About 以津院について

Point
01

500年の歴史を受け継ぐ
曹洞宗の古刹

以津院は室町時代より約500年の歴史を刻む寺院となり、戸田半平氏《福巖寺殿以津宗喜大居士(天文11年/1542年没)》が開基となり、創建されました。
当初は小机城主の鷹狩りのための休息所になっていたと伝えられています。
開山はそれからずっと年代が下り、江戸時代末期(1790年代から1800年代)に本寺である小机・雲松院21世佛樹大爾大和尚を勧請し開山されました。その時、開基である戸田半平のご戒名から名前を取り、寺号を以津院とし、地理的に小机城を見渡す場所にあったことから山号を城見山と称しました。
以津院は代々、地域の方々の信仰の場として、今日まで法灯が受け継がれてきました。

ご本尊である釈迦牟尼仏は、寛政13年(1801年)に市ヶ谷の商人、越前屋5代吉兵衛によって脇佛普賢菩薩及び文殊菩薩とともに奉納され、いまでも人々の苦しみを取り除き心に安らぎをもたらす存在として、多くの方に信仰されています。また、享和3年(1803年)に6代嘉右衛門によって奉納された十六羅漢像を安置しており、仏法を護持する聖者たちの姿は、訪れる人々に慈悲や安心を与えています。

長い歴史を持つ当院は、今後もご葬儀・ご法事・永代供養・仏教行事を通し、多くの方々の心の拠り所を目指します。厳かな空間の中で静かに手を合わせ、心が整う時間をお過ごしください。

Point
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ご葬儀・ご法事を
心を込めて執り行います

以津院では、ご家族やご縁のある方々が故人さまを偲び、心穏やかにご供養できる場をご用意しております。ご葬儀はもちろん、四十九日・一周忌・三回忌と続く年回忌法要も承っており、住職が丁寧に読経を行い、皆さまと共に寄り添ったご供養を行わせていただきます。

お寺での法要だけでなく、ご自宅やお墓でのご供養も可能となっております。曹洞宗の教えに則って故人さまのご冥福を祈り、家族の絆を感じられるひとときをお過ごしいただければと思います。

ご葬儀・ご法事の事前打ち合わせを行い、お話の中でご遺族の意向を尊重し、それぞれに合った形でご案内いたします。
どんなことでもお気軽に、まずはお問い合わせください。

Point
03

安心の永代供養と
お墓のご案内

「お墓の後継者がいない」「遠方に住んでおり管理が難しい」などさまざまなお悩みをお持ちの方のため、以津院では永代供養を承っております。

永代供養はご遺族の代わりに、当院が責任を持って供養を行うものです。ご遺族の代わりに住職が読経を行い、故人さまを永代にわたり大切にお守りいたします。また、年間を通じて春・秋彼岸、お盆などに合同供養の法要を行い、年回忌のご供養も個別にお請けいたします。
故人さまが安らかに過ごせるようにお祈りいたします。

「どのように納骨すればいいのか」「墓じまいしたいけれど手順がわからない」など身近な疑問のご相談にもご対応いたします。ご遺族の状況・ご希望に応じた供養の形をご用意いたしますので、まずはお気軽に以津院までご連絡ください。

住職からのご挨拶

  • 村木 龍佑

    ご縁を大切にし、
    心安らぐ場所を守り続けるために


    当院は室町時代より約500年の歴史を持つ寺院であり、ご本尊の釈迦牟尼仏の教えを大切に、長年にわたり法灯を受け継いで参りました。

    お寺は単なる仏事の場ではなく、人々の心を癒やし、その心に寄り添う場であるべきだと考えています。ご法事やご葬儀を通じて故人さまを偲び、残された方々の心を支えることも私たち僧侶の大切な役割の一つです。また、墓地や永代供養のご相談も承り、次世代へと安心して受け継げる環境を整えています。

    現代において、お寺との関わりが少ないという方もいらっしゃるかもしれません。私たちは、お寺という場所が格式高い場所ではなく、どなたでも気軽に足をお運びいただけるそんな場所でありたいと願っています。
    「ちょっとお寺に行ってみよう」そんな気持ちで、お気軽に以津院までお越しください。

    住職村木 龍佑

寺院紹介

  • 名称
    曹洞宗 城見山 以津院
  • 創建
    天文11年(1542年)
  • 開基
    戸田半平(福巖寺殿以津宗喜大居士)
  • 開山
    佛樹大爾大和尚
  • 宗派
    曹洞宗
  • 本尊
    釈迦牟尼仏